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ニコニコお金を貯める株ブログ

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日経平均が30年ぶりに3万円超だがバブル崩壊は訪れるのか

 

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2月15日の日経平均株価終値は564円8銭高い3万84円15銭でした。

これにより30年ぶりの高値となりました。

実際の経済との乖離を危ぶまれていますが、ついに3万円を超えたかというのが感想です。なぜここまで高騰を見せているのか理解に苦しむ状況であるのが本音です。

過熱する株価上昇の要因

  • ワクチン接種が始まることへの期待感
  • 3Q決算が好調、堅実な企業が増えている
  • 大規模な金融財政策による流動性

ワクチン接種によるコロナウイルス感染拡大を防ぐ→期待

3Q決算が好調、堅実な企業が増え経済が回復している→1部事実

大規模な金融財政政策による流動性→事実

日経平均株価の推移

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まず推移だけ見れば新型コロナウイルスで株価が急落するまでは日経平均は順調に推移していたことを思い出しました。バブル時代と同じように5年間伸び続けています。

ただしバブル時代の時価総額を比較しても、現在の日本企業は世界的に魅力であるとは思えません。世界の株価上昇に伴い一緒に買われているだけなのでしょうか。

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思えば日経平均の異常な伸びは11月以降です。

ちょうどこの時期が第二四半期決算で業績の回復が見込まれた時期でした。

日経平均株価に騙されてはいけない

日経平均株価とは東京証券取引所第一部に上場する銘柄の中から、市場流動性や業種間のバランスを考慮して選ばれた225銘柄の平均です。

日経平均の算出方法は以下の通りです。

日経平均 = 225銘柄の株価の合計 ÷ 除数

(※株価変動に応じた「除数」という数字で割ります。12月時点で27.769です。)

日経平均株価は225銘柄を対象とする水準ですが構成比が違いが出ます。
2018年のTOP10構成比率が31.9%でしたが、現在のTOP10構成比率は42.25%となっています。

銘柄コード 企業名 21/10/30終値 21/02/15終値 上昇率
9983 ファーストリテイリング 72,710 99,460 36.7%
9984 ソフトバンクグループ 6,793 10,005 47.2%
8035 東京エレクトロン 27,900 43,560 56.1%
6367 日本電産 10,530 14,990 42.3%
8035 ダイキン工業 19,480 23,405 20.1%
2413 エムスリー 7,027 9,003 20.0%
9433 KDDI 2,792 3,375 20.8%
4063 信越化学工業 13,890 18,740 34.9%
6857 アドバンテスト 6,300 9,300 47.6%
4543 テルモ 3,837 4,564 18.9%
  日経平均株価 23,418.51 30,084.15 28.4%

 大型株に引っ張られすぎですね。

またチャート見ていても分かりますが10月以降の伸びは異常です。

もちろん業績回復の要因も含まれていますが、11月以降大きな材料もなく株価が伸びている銘柄は引っ張られている可能性がありそうです。

まとめ

  • ワクチン接種による期待感は高い
  • 個人投資家は大型株には気をつけましょう
  • 日経平均が上げているだけでまだまだ割安株は多く眠っている

どんだけ調べてみてもほとんどの人がコロナ禍の行く末なんて予想できていません。

まだまだ日経平均は伸びていくようにも思われるがある日突然が来ても全然おかしくないのでちゃんと今のうちに出口戦略を立てておくべきでしょうね。