2021年2月の実現損益の発表と相場の振り返りをしていきたいと思います。
2月と言えば利確の月などと言われていて、決算前に売りが増えるために株価が下がる傾向にあります。いわゆる調整月です。
しかし2月頭から異様な株価の上がり方をしています。日経平均も30年ぶりの高値をつけました。ワクチン接種開始、金融緩和、有り余る資金など様々な材料があるのは理解できますが、まだまだ回復見込みでは無い銘柄もつられて上がる本当に異様な値動きでした。
流石に日経平均3万を超えたあたりから実経済との乖離の警戒が始まり、利確の動きも相まって、月末は大幅下げとなりました。
実際私も2月最高値を付けた16日以降からかなり警戒していたので利確に動き、キャッシュポジションを増やしました。当時は臆病風に吹かれたと思っていましたが、実際は良い判断であったようです。大きく儲けを出す気はないので怯えているのがちょうどいいのかもしれません。
そしてこちらが2021年2月の実現損益となります。
2021年 実現損益 +137,320円
ヤマダ電機は優待改悪による売りです。元々ヤマダ電機の優待の使い勝手は他の電気屋の優待と比べると劣っていたので、切り替えることとしました。
ユー・エス・エスは中古車オークション会場を運営をしています。業績が安定しており、自己資本比率も83.6%とかなり高くお気に入り銘柄です。月次が良かったので決算前に買いましたが、決算は上々にもかかわらず弱かったのですぐ手放しました。
残りの銘柄は利確です。手放したくない銘柄もありましたが、消去法で選択した銘柄です。
実際に2月26日の終値と売値を比較してみると
数字見るだけでは間違ってなさそうですね。反発するのであればまた買いなおしする予定ですが、少なくとももう少し調整は入ると思われますので、それまで我慢です。
このような局面はキャッシュを増やしつつも、買いと保持も並行して行うと書籍などで読んだことがあるので、キャッシュ50%保持40%買い10%で動いています。
今月末にサムティ(3244)を買いました。こちらは2、300株保有予定なのでこのタイミングで買っておいて、株価が動いた後に平均が取れるようにします。ただ動き出しが少し早かったかもしれません。しかし11月末に300株取得を目指すのであれば、2月、6月、10月の買いを考えていたので手が出てしまいました。
さてついに3月です。お楽しみ決算がいっぱい待っていますがどのようになるでしょうか。私は日経平均で言うならば2月頭の2万7000ぐらいに落ち着くのではないかという方針で見ていく予定です。昨年と同じような動きになっているという話もあり、少し恐怖です。