本日15時みんな大好きオリックス(8591)3Q決算が発表されました。
私ももちろん保有しており、個人投資家優遇措置がある限りはまず手放すことはないだろうという銘柄の1つです。高配当、優待銘柄としてNISAでも大変人気であり、リース事業などで安定的な高収益を上げている非常に魅力的な銘柄です。
コロナ問題では特に航空機リースセグメントが不安視され、株価をかなり落とした時期もありましたが2Qでは減配の意思はないという発表を受けて、株価もだいぶ回復しました。
今回は配当維持なるか注目していきたいと思います。
- 2Q決算振り返り
- オリックス(8591) 3Q決算 まとめ
- オリックス(8591) 21.3当期純利益見通し
- オリックス(8591) 21.3通期配当額
- オリックス(8591) 2021年度ふるさと優待
- まとめ
2Q決算振り返り
- コロナ問題が解決するとは考えにくいが穏やかに回復する見込み
- 配当は一株76円か配当性向50%(今期特別)で減配しないという強い意志
- 配当性向50%で今期配当76円を得るためには純利益1900億円が必要
個人株主還元に対して強い意志を持っており、何としてでも減配は避けようと思いが伝わります。21.3期の純利益が1900億円を予想しているのに対して配当性向50%に引き上げは配当76円を意地でも維持する考えあってのものだと考えられます。
2Qは事前に予想されていた数字に沿った内容でした。
順調に推移しているように思われる今日を考えると3Qも最悪の状況は避けられていると予想できます。
私がオリックスに関して注目しているポイントは
配当と優待
これに限ります。
元々多事業化されているため業績から今後を予想するのが非常に難解なのが本音です。
企業側が配当を維持するというアピールを行い個人投資家がそれを望んでいるため多少業績の見通しが悪かったとしても今期配当維持であるならば問題ありません。
- 純利益1900億円は見込めるのか
- 配当は維持出来るのか
こちらの2点を特に注目していきます。
オリックス(8591) 3Q決算 まとめ
オリックス(8591) 21.3当期純利益見通し
3Q時点で当期純利益1,420億円です。
進捗率は75%であり順調に推移していると言ってよいでしょう。
第2四半期の438億円から第3四半期482億円にかけて回復しています。
通期は従来通り1900億円を見込めるようです。
セグメント別にみると航空機リース、海外不動産投資はやはり悪いです。今の株価推移だと少し楽観視されすぎではないかと思います。現在PTSで少し下げているので評価はあまりよくないようです。もし買い逃している方がいるのであれば明日は要チェックです。
オリックス(8591) 21.3通期配当額
当期(2021 年 3 月期)の配当については、配当性向 50%もしくは 1 株当たり通期配当金 76 円のいずれか高い方を採用し、通期の配当額を決定します。オリックスは、今後も、株主還元の一層の充実を図り、個人投資家をはじめとする株主の皆さまの期待にお応えしてまいります。
決算内容は決して良いものではありませんでしたが、配当維持です。
問題ないです。
オリックス(8591) 2021年度ふるさと優待
2021年度も従来通りのカタログギフト形式で優待を行うと発表されました。
ふるさと優待とは
「ふるさと優待」は、オリックスグループの全国各地
のお取引先が取り扱う商品を厳選してカタログギフト
に仕立て、対象となる株主の皆さまにお好きな商品 1 点
をお選びいただく優待制度です。100 株以上を 3 年以上
継続保有いただいている株主の皆さま*2 には、さらに充
実した内容のカタログギフトをお届けします。
まとめ
- オリックス(8591)の3Qは微妙な内容
- しかし配当、優待は維持
私はあくまでも長期保有なので配当と優待維持してもらえれば問題はありません。
来期にどれだけ回復するかなど見極めていく必要はありますが現在の株価は少し割高に思える決算内容です。